2012年11月18日日曜日

喜久屋細見 其の漆

皆様おこんばんは。
いよいよ冬本番、いかがお過ごしでしょうか。
この細見を書き始めたころはまだ暑さが厳しく
季節の移ろいは早いものだなあと感じている華宵です。

さて、今宵は喜久屋の可愛い担当、禿のみのり のご紹介です。
可愛らしい容姿もさることながら、大変機転の効く子で
さらりと古典の文句を織り交ぜた会話をしたり、書の心得があったり
沢山の引き出しを持っているのだなあ、といつも関心しっぱなしです。
ちなみに身請け話から姐さんを守ることにも定評があります( ´∀`)

『禿』とは花魁や高級女郎の下についていた7歳~8歳の女の子で
雑用をする傍ら、妓楼のしきたりや芸事、接客などを学んでいました。
将来的には高い位の遊女を目指すエリート候補生であったようです。
ハゲと仰る方がたまにいますがかむろです!w(またはかぶろなど

みのり個人の指名は出来ませんが、お部屋に遊女のお供ととして呼ぶことは可能です。
ぜひ、皆様のみのりちゃんの可愛さと聡明さを愛でにいらしてくださいませ。


○SLを始めたきっかけは?

ともだちにさそわれて、なんとなくはじめました。

○どうして遊郭に入ろうと思ったの?

姐さま方のありし日のうるわしさが忘れがたくて(*'-'*)

○お座敷ではどんなお仕事・役割をしてるの?

禿でございます。ふだんはにぎやか担当、最近個室案内もすこしずつおぼえているところでございます。

○お客様をおもてなしするとき一番大事にしているのは何?

わっちが普段いるのは広間でございますので、なるべく皆さまとお話しさせていただけるように気をつけておりんす。
まだまだ修行中でございますが・・・。

○禿になって困ったことは?また良かったことは?

姐さま方とはまったく役割が違いますので、ときどき不安になります。
よかったことは花魁方、姐さま方、兄さま方、そしてお越しくださる皆さまにかわいがっていただけることです。
わっちでもお役に立てることがあれば、大変うれしゅうございんす。

○遊郭で働いていてどの時間が一番好き?

藤扇花魁、瑠扇花魁、華宵姐さまのおそばにひかえて、芸者衆の姐さま方を見ている時間です。禿特権でございますね(*'-'*)b
お客様にお写真をいただいたときは、うれしくて胸がいっぱいでした。
禿にまでお心遣いくださるお客様がいらっしゃること、ほんにうれしゅうございます。

○お座敷で今までにやってしまった失敗談は?

お座敷中にうっかりふすましめちゃったことです・・・。ごめんなさい。


◇みのりから皆様へ◇

わっちにまでご挨拶の機会をいただけるとは思わず、うれしゅう思うておりんす。
そういえば喜久屋には禿いるよね、といっていただけるよう、精進してまいります。
今後ともよろしゅうにm(__)m

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